本日も読みに来てくださり、ありがとうございます。
前回は、『夢中になる』というお話でした。
今回は、『様々な記憶に気づく』というお話です。
植物たちは、自分が何なのかを『記憶』しています。
トマトはトマトの、スイカはスイカの『記憶』を持っています。
タネを蒔いて成長を始める事が出来るのは、
タネが成長できる発動条件をタネが『記憶』しているからです。
雨が降った時、風が吹いた時、太陽が照らしている時、
どんな状況で、どんな状態になればいいかも『記憶』しています。
あらゆる事が、『情報』として『記憶』されているので、
臨機応変に対応する事も出来るし、反射的にアクションも起こせます。
植物の中には、タネを拡散させるために触れると破裂するモノも居ます。
葉に触れると、閉じる性質のあるモノも居ます。
それぞれがそれぞれの環境や状況の中で、
身に着け『記憶』した『情報』です。
意図的に行っている訳ではなく、
無意識的に『記憶』は常に行われています。
反射的な反応や、突発的アクシデントにも対応できるのは、
無意識レベルでの『記憶』だからです。
これまでの環境や状況の中で、繰り返されている事ほど
『記憶』は強化されています。
そんな『記憶』ほど、無条件で『自動発動』しています。
そこには、『良し悪し』も無ければ、『損得』もありません。
ただ、「そうなった時はこうする」という『記憶』が反応しています。
これは、ヒトにも言える事で、ヒトも『記憶』により動いています。
意識的であれ無意識であれ、繰り返しインストールされた
過去の『記憶』から『検索』し『選択』し『カタチ』にしています。
そこには、『良し悪し』も無ければ、『損得』もありません。
『カタチ』になってしまってから、『判断』が来ます。
条件反射的にしてしまうコト。。。
無意識レベルで判別しているコト。。。
考える事もなく思う事もなく『当たり前』にしているコト。。。
などなど、それらの中には繰り返しインストールされている
『記憶』が作用しているかもしれません。
今一度、自身の中に在るたくさんの『記憶』を
意識してみてくださいね。
方法は、いたって簡単です。
一日の中で、何に反応し、どんな言葉が耳に入り、
どういう表情が目に映るのか。。。
そして、そんな時にどう感じ、どう思い、どう反応したかを
書き出してみましょう。
自身の反応の傾向が観えて来ますよ!
よろしくお願いします。
有難うございますm(__)m
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