本日も読みに来てくださり、ありがとうございます。
前回は、『外発的と内発的』というお話でした。
今回は、『報酬型のワナ』というお話です。
私達の住んでいる『社会』の仕組みは、
ほとんどが『報酬型』です。
何かしらを提供した代わりに、
何かしらの『報酬』を与える。
提供するモノは、『時間』だったり、『身体』だったり、
『情報』だったり、『価値』だったり。。。
色々なモノ・コト・ヒトに関する事だったりします。
中には、一般的には意味や価値が分からない様な、
骨董だったり、マニアックなモノもあります。
それこそ、モノ・コト・ヒト以外にも、
行為であったり、精神的であったりする場合もあります。
その先の未来に、何らかの『報酬』が有ると、
ヒトのモチベーションが維持されたり、
テンションが上がり効率や能率が確かに上がります。
ましてや、そこに『他者比較』や『他者評価』が加われば、
より一層の向上も望めます。
他者との『競争』が激化して、行動力も発信力も、
どんどんと上がります。
目に見える『量』や『質』、『価値』や『地位』を
『報酬』として与える事で、人々はこぞって頑張ります。
教育システムにしても、社会形態にしても、
ほとんどが『報酬型』で出来ています。
これらのシステムによる『弊害』や『副作用』は、
ヒトをヒトとして見れなくなったり、
目に見える『何かしら』で等級づけをしたり、
差別をするなどの、
ヒトの中に在る『エゴ』が剥き出しになる傾向が
出てしまうコトです。
意図的にしろ、無意識にしろ、
自分よりも、『劣る』『価値がない』『弱者』を
探して比べる事で自身を安定させようとします。
何かしらの『成功』と言われるモノ・コト・ヒトに
成ったとしても、『報酬型』で得た『成功』の場合、
『比較』や『評価』、『価値』や『人気』などという
『他者』からの目や意識が気になり、
いつまで経っても『安心』が手に入りません。
目に見える何かしらの『報酬』をずっと得続けないと
居られなくなってしまいます。
『報酬型のワナ』
それは、欲しても欲しても得られても得られても、
一向に『満足』にならないという事です。
自らが自らで喜べる、愉しめる、
モチベーションが維持される様な、
『モノ・コト・ヒト』『行為』『精神性』を
判断し選択できるように成る事が大切です。
自らが自らだけに与える『報酬』であれば、
どれだけ在っても構いません。
『報酬型のワナ』
あなたは、ハマってはいませんか?
よろしくお願いします!^^
コメント